今月のベアフット

8月のこどもたち

 

森の木々にセミの抜け殻が目に付くようになりました。
子どもたちは暑い夏の日々、家でどんな生活をしているでしょうか。コロナ禍の中ですが子どもらしい夏の体験がよいのですが。
幼稚園では希望者の預かり保育をしています。人数も少ないのでいつもの生活とはまた違った時間と空間の中で過ごしています。森の木陰で差し入れのおやつをいただいたり、熟し始めたブラックベリーの実を採って食べたり、プールで水遊びをしたりとゆったりゆったり過ごします。先生たちもリラックスしてマンツーマンで遊びます。その先生たちには園長先生がお得意の料理の腕を振るって賄い昼食を作ります。暑い暑い夏の日ですが快適に過ごしています。

1学期の保育も終わりに近づいたある日、園庭に初めてプールを出しました。今年は梅雨が長引いて天気のはっきりしない日が続きプールで水遊びは学期内は無理かなと思っていましたが、急に暑くなり、みんなで急いでプールを出すことにしたのです。年長の子どもたちは大きなプールにバケツレーで水を張って手伝いをしていました。そしてひざ位の水がたまると早速水着に着かえて水の中にバチャーン!
満3歳児のクラスの3人も勇んで水着に着かえてプールに入ったのですが、予想外に大きなプールに恐れをなしたか2人の男の子たちは立ち往生してしまいました。表情は硬くまったく動きません。そこにいくと女の子のyちゃんはキャッキャッと水遊びをしています。水をかけられても平気、笑顔です。帰りの前、3人の子どもたちに「今日は初めてのプールで遊んだね。大きなプールでちょっと怖かったね。」と話かけました。するとyちゃんがじっと私を見て、小さい声で「こわくなかったよ」といいました。「そうだったね。yちゃんは楽しかったよね」といいますとにっこりと「うん」といいました。yちゃんが、みんなに話しかけたことばをきいて、その内容を理解し、自分と引き比べて、わたしはね、と表現できるようなっていることにびっくりしました。こんなに小さいまだ3才になるかならない子がここまで大きく成長しているのか、と。1学期、初めての園生活を始めた子どもたちがたくさんの刺激を受けて日々大きくなってきたことに改めて驚きと喜びを感じたことでした。
楽しい夏休みが明けまた子どもたちとの生活の中でこのような大きな成長の驚きに出会えることを楽しみにしています。暑さにも負けず子どもたちよ、元気でいてください。

 

副園長