今月のベアフット

9月のこどもたち

夏休み明け、年長組の部屋にはセミの抜け殻が日に日に増えて飾られています。

園庭の森ではセミが殻を脱いで飛び立った後、葉の裏に抜け殻を残していきます。

こどもたちは毎朝その抜け殻を捜しまわって集めます。

教師は白い不織布を張ってその抜け殻をくっつけていかれるようにしています。

先日子どもたちと数えたら28個はりついていました。

そんなにたくさんのセミたちが夏の間森から飛び立っていたんですね。

また、ドングリの木は自分で小さい実を落として実のつき方を調整しています。

その中に葉っぱに包まれるようにして落ちている小さい枝がたくさん見られます。

枝の先はスパっときれていて、中に一個だけ青くやわらかいドングリの実がついています。

子どもたちと これはだれが落としたんだろう、どうして葉っぱと一緒に落ちているんだろう、といいながら拾い集めています。

そして「あれ、この小さい穴は何だろう」というと子どもたちは「ほんとだ。穴があいている。こっちも。これも」とドングリにあいている小さい穴を発見して尚更に不思議が増します。

チョッキリ虫のおかあさんが子どもの命を守るため、ドングリの中に産卵して葉をつけたまま木から落とすというびっくりするような生態だそうですが子どもたちには不思議な不思議な世界の入り口です。

自然の移ろいの中、子どもたちの世界はひろがっています。

また、一方で子どもたちの活動がとても活発になってきて、どの子も体を動かして遊ぶのが楽しいようです。

年長組では、縄跳びに夢中です。

まだ残暑の厳しい中ではありますが朝からはりきって縄跳びをしています。

汗をかきかき、昨日よりきれいに、また一つでも多く跳べるようにと取り組みます。

それは強制されたものではなく、自分の喜びのためにやっています。その汗の尊さ。

そしてそれにずっと付き合って声をかけ、跳び方のモデルになって一緒に汗を流している教師たちの汗もまた尊いと思います。

このような毎日の生活の中で子どもたちは達成感や喜び、一体感を育てています。

今月は祖父母の皆様にもおいでいただくことになっていますが、こんな子どもたちの生き生きしい姿を見て喜んでいただければと思います。