今月のベアフット

7月・8月のこどもたち

今年は梅雨入りがいつもより遅く、いつもでしたら梅雨明けの印として重宝していたタチアオイの花も梅雨の初めにもう先端近くまで咲いています。

近頃の雨はシトシトというより突然のスコールのような雨が多いような気がします。子どもたちにとっても雨の日は室内でいろいろな遊びを展開できるようにしていてもやはり外で体をいっぱい動かして遊びたいようでいつ雨が止むかと廊下に立って空を見上げています。

 

1学期も今月で締めくくりの時を迎えます。

4月から入園・進級した子どもたち、本当に大きくなりました。

先日年長組の部屋で「自分がとんな時に大きくなったと思うか」という話になりました。

「背が大きくなった」「足が大きくなった」「誕生日のカードに手型をとった時、うんと大きくなっていた」など目に見えるところで大きくなっているという話が出たあと、Oちゃんが静かな声で「前は嫌いでたべられなかったものが食べられた時 おかあさんとおとうさんが大きくなったねって言ってくれたの」といいました。

他の人たちも「雲梯が全部渡れるようになった時 先生が大きくなったねっていってくれてうれしかった」「朝起きておはようっていったらおとうさんが大きくなったなぁといったよ」などと話がはずみました。

「みんな自分が大きくなったと思う時や、大きくなったねと言われてうれしい?」ときくとみんな大きくうなずきました。

子どもたちは日々の生活の中でもおかあさんのお手伝いをしたい、とか、一人でできるようになりたいとか、大きいクラスの人たちのやっていることができるようになりたいとか、子どもたちは自分がもっともっと大きくなりたいと思っています。

 

コロナ禍では子どもの成長にとってかなり制約的な場面が多かったこともあって、子どもの発達が伸び悩んでいることも指摘されていますが、子どもたちはみんな大きくなりたいと思っています。

希望や夢や好奇心、それに自分に対する自信がいっぱいつまったこの「大きくなりたい」という思い、私たちは大事にしたいですね。

子どもが大きくなったことを認識したり、大きくなることは喜びなのだと感じたりできるのは家族の人たちがそれをうれしいこととして気づいてくれたり、それを是認する言葉をかけてもらったりする時です。

ぜひおとうさん、おかあさんのやさしい眼差しの中で子どもが将来に対する自由で希望に満ち自己肯定感をもって大きくなれるように支えてほしいと思います。

私たち保育者も日常の生活の中で子どもたちの大きくなっている小さい変化も敏感にみとれる力とそれを喜びのなかで伝えていくことを大切にしていきたいと思っています。

 

副園長