今月のベアフット
10月のこどもたち
秋の長雨といいますが、台風の影響もあり各地で水害が続発した9月でした。
被害を受けた方々が一日も早く平常の生活に戻れますようにと願っています。
これから世界規模で気候変動が起こり私たちの生活も様々に変化していくのでしょうね。
先日、年長の子どもたちと「平和」について話す時がありました。
「平和って言葉を知ってる?」とききますと、かなりの子が「知らなーい」という表情でしたが、数人の子は「知ってる」「きいたことがある」と手をあげました。
その中のちいちゃんに「平和ってどんなこと?」ときいてみるとしばらく考えていましたが「平和って心配がないこと」と答えました。
心配がないこと・・・・言い得て妙だと思いました。
安心して暮らせることという意味ですよね。
暖かい布団で朝までぐっすり眠れること、お腹いっぱい食べられること、体も服も清潔なこと、そしていつも受け入れてくれる家族がいて、幼稚園にくれば友達がいて時にはけんかもするけれど楽しく遊べること、それが子どもにとっての平和です。
目の前にいる子どもたちはみんな平和の中で生活しています。
この平和がいつまでも続いてほしいと思います。
けれども災害や事故にあって住む家が壊されたり、家族を亡くしたり、あったはずの未来が奪われたりすることは平和ではありません。
これからの世界にあってそのような平和でない状況が増えていくかもしれません。
不安ではありますが、私たちは果敢に平和を求めてよりよい社会、よりよい暮らしを創り出していかなければなりません。
子どもたちにはこれからその担い手になってもらいたいと思います。
平和を壊す自然の脅威は私たちは受け身ですが、平和の対極にある戦争は私たちか生み出すものです。
どんな状況にあっても平和を守る人でいてほしい、そう思いながら「かわいそうなぞう」の絵本を声をつまらせながら読みました。
絵本「かわいそうなぞう」つちや ゆきお 文 たけべ もといちろう え
1970年初版 金の星社出版