今月のベアフット
7月のこどもたち
今年はいつも春先にお願いしている森の剪定を、一日伸ばしにしているうちに夏になってしまいました。
それもいつもより早く、暑い暑い日々が始まり、猛暑日も何日かありました。
例年ですと園庭は日差しが強くて、子どもたちが外で遊ぶ時間に気をつかうところですが、ところが、です。
今年は森の木々がグングン枝を伸ばし、モッサモッサと葉をつけて園庭に影をたくさん作ってくれたおかげで、子どもたちは日陰で存分に遊ぶことができています。
けがの功名とでもいいましょうか。
また年長組が栽培しているトマトとジャガイモ、アサガオ、グラジオラスなども、森の冷気と木陰が幸いしたか、どれも元気よく育っています。
しかし森の働きもさることながら、最大の功労は、毎日年長児たちが葉っぱの一枚一枚をためつすがめつしてムシの点検をしたり、水やりに精をだして大事に育てていることなのでしょう。
ジャガイモなんて葉っぱさえ青々としておいしそうに見えます。
今までほとんど植物に直接触れてこなかった子どもたちには、葉っぱがトマトのにおいをさせるだけでびっくり仰天の大発見です。
今年は梅雨があったような、なかったような、これからまた仕切り直しがあるのかという状況で、人も野菜や果物も戸惑いながら暑さと闘っています。
こんな中ですが子どもたちの大切な栽培物が無事収穫できますよう、きれいな花が咲きますようにと祈っています。
子どもたちも暑さに負けず夏を楽しめますようにと願いつつ、保育者たちもよい保育に邁進していきます。
こどもたちが歌っているさんびかです。
きょうも とっても げんきです。
おひさま きらきら かがやいて
いぇすさま いぇすさま ありがとう
一緒に歌っていると心底元気になります。夏の暑さにも負けません。